3月9日(木)一般社団法人町田青年会議所主催にて一般社団法人町田青年会議所2023年度3月度例会『リーダーに求められる危機管理意識~大切なものを守るための知識の備蓄~』を開催致しました。
本例会を実施する背景として、 厚生労働省において地域共生社会の実現が求められる中、町田市ではまちだ未来づくりビジョン2040において、防災を担う人づくり、そして自助・共助の推進を求めており、特に若い世代の人たちに対して、被災時おいて自らが積極的に行動する防災リーダーの育成と一人一人の危機管理意識、そして地域共生社会の一員としての主体者意識を養う事で安心して暮らせるまちづくりを推進する必要があると考え、本例会の実施に至りました。
本例会では講師として、株式会社かんがえる防災 代表取締役 高木敏行様をお迎えし、地域防災の現状を含め、「公助」「共助」「自助」のあるべきバランスや、個人として取組むべき事等を主軸に、防災のプロフェッショナルの視点から危機管理意識を高める重要性やBCPの重要性、地域連携の具体例等を盛り込み、企業・行政・地域がどの様な連携をする事が大事であるかを、ご自身の体験等を踏まえながら御講演頂き、また、クイズ形式で防災に関する知識を学び、グループに分かれて回答する事で、様々な意見に触れ、同時にブラインド訓練を実施する等、自ら考える機会を創出しました。
そして、4人1組で、災害時に負傷者を運ぶ際に、ストレッチャーがなくともシーツ1枚で人を運ぶ方法や、シーツを使っての止血方法等の活用方法をレクチャーいただき、実際にグループに分かれて搬送訓練ワークを行い、日頃の生活の中でどの様に活かしていけばいいのかという視点で訓練を実施しました。
今はなくとも、今後起こると予想される災害に対し、今私達はどう備えるべきなのか、本例会を通じて勉強しました。