10月度例会 「親子deデイキャンプin町田」
一般社団法人町田青年会議所2019年度10月度例会~親子deデイキャンプin町田~を大地沢青少年センターにて開催しました。
本例会を実施するにあたり次のような課題が挙げられました。近年日本の問題である核家族化が進む中で、父親の家事・育児の 参加率が先進国でも低く夫婦間の育児に対しての認識ギャップが発生しており、共働き世帯の増加もあり親子のコミュニケー ションの場が減少し、地域とのつながりも希薄になり、多くの親が家庭及び地域の教育力の低下を感じています。町田市でも近所 付き合いの低下が見られるのが現状です。文部科学省では、体験活動を通じて家族や地域との繋がりをつくるとして「学校・家庭・ 地域の連携協力推進事業」や「次世代の学校・地域創成プラン」を行っています。その体験活動の効果には、コミュニケーション 形成に必要な「人間関係能力」、地域との繋がりに必要な「地域活動への意欲関心」にそれぞれ正の相関関係が認められます。
しかし多くの保護者は自分が子どもの時よりも体験活動が少ない、学校以外の場面で機会が十分にないと感じており、日本及び 町田市でも体験活動が不足しています。私たちは家庭の繋がり、地域との繋がりを深める場として、家庭単体や学校単位ではない 体験活動が必要だと考え、本例会の実施に至りました。
ウォークラリー
初めて会う家族同士でコミュニケーションを取りながら様々なチェックポイントを周ります。
普段体験出来ない火起こしでは苦労する家族が沢山いました。
みそ作り
ウォークラリー後にお父さん&子供チーム、お母さんチームに分かれ、お母さんにはみそソムリエと共に自家製味噌を作ってもら いました。
カレー作り
お父さん&子供チームにはカレーを作ってもらいました。子供たちが「お母さん毎日こんな大変なことやっていたんだ、、、」と 口にしていたのが印象的でした。
キャンプファイヤー
ここでウォークラリー中に書いたお母さんへ日頃の感謝を込めたサプライズレターを読んでもらいました。
涙するお父さんやお母さんがおり、とても心が温かくなりました。
最後に、本例会が家庭の家事・育児へ参画意識を高め、家庭環境について自身の在り方を振り返るきっかけとし、家族の絆を 深め、地域の人々と新たな繋がりを作り出すきっかけとなれば幸いです。