11月度例会「こども職業体験」
11月10日(日)一般社団法人町田青年会議所主催にて一般社団法人町田青年会議所2024年度11月度例会『こども職業体験』を開催いたしました。
持続可能な社会を目指すうえで地域課題解決能力の育成や次世代のリーダー育成は不可欠です。しかし、教育委員会への聞き取りの結果、町田市では市として、このような教育に関して統一的な指導が行われていません。また、調査の結果、将来の展望を持っている子供が少ないことが分かりました。そこで、経済的、または社会的な側面からアプローチするとともに、あらゆる分野の知識を教育を通じて子供たちだけでなく、より多くの人に伝えていく必要があります。
第一部では、座学形式でお金の使い方や将来を考える時間を設け、「経営とは何なのか」をメンバーが伝えました。一口に経営といっても何をするのかのイメージが湧かないのではないかと考え、実際に経営を行っているメンバーだからこそ伝えられることを話しました。
第二部では、体育館内にブースを設置し、小学生は時間内に1つの仕事を体験しました。
特定の職業に関連する技術的なスキルや、職場で必要とされるコミュニケーション能力、問題解決能力、チームワークなどを含め、職業体験を通じて、学校では学べない現実的なスキルや知識を習得することができたのではないかと考えます。
また、職業体験により、さまざまな職業について実際に理解し、自分の興味や適性に合った選択肢を見つけることが目的でした。これにより、将来の職業選択の幅が広がり、自分にとって持続可能かつ満足度の高いキャリアを追求するきっかけとなったのではないでしょうか。
そして、職業体験を通じて、社会や経済における自分の役割や責任を理解することができたはずです。特定の職業がどのように社会に貢献しているのか、また自分が将来的にどのように持続可能な社会の構築に寄与できるのかを学ぶ機会となりました。
最後に、地域社会やコミュニティが協力して行う職業体験を通じて、児童たちは地域の課題やニーズを理解し、コミュニティとの協働や社会貢献の方法を学ぶことができました。これにより、地域社会の持続可能な発展に積極的に関与する意識が育まれた例会でした。